東京五輪などの国際大会で活躍する愛媛出身トップアスリートの育成を目指す「えひめ愛顔(えがお)のジュニアアスリート発掘事業」の実行委員会が23日、県庁であった。2015年度の収支決算案を承認し、取り組みの現状を共有した。
 事業は15年度に始まり、3262人の応募から書類審査や県独自の実技テストを経て小学4年~中学2年の110人をジュニアアスリートに認定。今年4月から講座や競技体験を開いている。
 実行委には、学校体育団体の代表者やビーチバレーの元五輪代表佐伯美香さんら委員9人が出席。事務局を務める県が収支決算を報告し、収入約1977万2000円、支出約1955万5千円で剰余金約22万円を16年度に繰り越すとした。16年度事業として、5月下旬から小学4年を中心に第2期生の募集を開始したことも報告した。